『月と茉莉花』/佐倉朱里

月と茉莉花 (リンクスロマンス)

月と茉莉花 (リンクスロマンス)

激しくリンクスロマンスらしい作品。六青みつみてんてー風の、骨太な大河ロマンという感じです。押さえた表現が萌える。この作家さんはきっと寡作だろう…。英田サキてんてーみたいに骨太な作風とライトでポップノリとを使い分ける方もいらっしゃいますが、この方は寡作な気がする…。

素直になれない暴君攻に、粛々と従う受たん…。受たんが盲目という以外はよくあるパターンだなぁと思うんだけど…。これは読み応えがありました。