放置して…スマン
落ちぶれて…スマン。というわけで、ちょっとここの日記を放置してしまっていました。もう10月だなんて(必殺ホワイトアイ)。シンジラレネーション@大島弓子とはまさにこのこと!
ビーエル、やおいは相変わらず大好きです。多分私のような人間は一生好きでい続けるんだと思います。でも、生の男同士のカラミ、いわゆるゲイビデオを見てからというもの、多少考え方が変わりました。カップリングとかもう、いいかなみたいな。受けでも攻めでも、もういいかなみたいな。男と男がそこで向き合っている。その事実こそ、スバラシイ! そんな心持であります。
最近読んだ本。麻生ミツ晃先生の新刊。相変わらず線が繊細でキレイッでした。草間先生の『マッチ売り』はまだ読めていません。皆さん絶賛しているので早く読みたい。なぜか清澗寺シリーズを読み返す日々です。この小説にはビーエルのカオスが全部詰まってる。私は伏見の小父様が好きれす/// 『僕たちの吉祥寺恋物語』の完結巻も買いました。どうしても主役二人の和姦を読まないうちは私の明日は来ないと思いまして。最後まで、非常に冬水社らしい漫画だなと思いました(えらそう)。
今出てる麗人、早く買おう。
『言ノ葉ノ世界』/砂原糖子
- 作者: 砂原糖子,三池ろむこ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 文庫
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『CHERRY』/月村奎
- 作者: 月村奎,木下けい子
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2010/07/10
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この受の子がお付き合いしていた女性に放った一言は、結構トラウマレベルのものだと思う。彼自身も罪悪感を引きずっていたからまだ救われたものの…。自分が言われたわけでもないのに、何だか悲しくなってしまった。でも…でもさ、きっとこの受の子の突き抜けた設定上、言わせなければならなかった台詞なんですよね。そんな気がする。
本間さん、あなた‥
- 作者: 葉芝真己
- 出版社/メーカー: 冬水社
- 発売日: 2010/05/20
- メディア: 文庫
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全巻通して、やっぱり面白いし本間さんはかわいいし堤くんは素敵だし‥二人が世界一幸せなカップルであることには異論はまったくないんですが‥
本間さんはズレてると思うんですよね。特に中盤から思考回路がよくわかんないことになっていってる。堤くんと当て馬の男が「似ている」と言ったその舌の根も乾かぬうちから「似ていると思ったことはない!」とか言うし。いや、似てるって自分で言ったんじゃん。
あと、マンションの前で当て馬の男に無理やりキスされそうになったところを堤くんに目撃されて、堤くんが逆上して襲い掛かったときも、「●●(当て馬の名前)ならこんな乱暴なことはしない!」って叫ぶ本間さんにもクエスチョンだよ。無理やりしてた当て馬は十分乱暴だよ。おかしいだろ。その二人を比較して何か言うのは無神経すぎ。
ていうかもともと男が好きだったわけでもないのに、なんで当て馬に「俺に似てたから堤にほれたんだろ」と言われて、即座に否定しないわけ。ねぇ、本間さん!なんでなのよ!!堤くんかわいそうじゃない。
あとこれが一番天然の無神経だと思ったのは、堤くんと肉体関係を持つことに関して本間さんが消極的すぎること。なんかね、対等な感じがしないの。本間さんだけ我慢してる感じがするんですよね。「お前だから耐えられたんだ」ってモノローグで言うんだけど、「耐えられた」っていう言葉のチョイスに愛情を感じない。たとえば、攻の堤くんがそんな言い方したらどう思いますか?受身の立場だから許されると思ったらおおまちGUYなんですからね。
あと(まだあるんかい)、温泉旅行に誘っておきながら一緒におふろに入るのが恥ずかしいからと逃げ回る本間さんはおかしい。どう考えてもメンズの思考回路として不自然。いや、最初は恥らってもいいですが、あそこまで嫌がるというのがどうもわからん。事前に肉体関係も持ってるのに。そこは春抱きのように、お湯が白くなるまで交わるべきだと思います(理性人の岩城さんは部屋に帰っちゃいますが)。
そんなこんなで本間さんには言いたいことはたくさんあるんですが、本間さんがいい人だっていうのは十分理解しているつもりです。天然なんだよね。そんな天然な本間さんに堤くんもほれていると。二人は今も世界一幸せな恋人同士なんだろうな。でも納得行かないこと、多いよ。普通の漫画よりだいぶ多いよ。永遠のナゾです。
BLってなんだろう
ボーイズラブって、なんなんですかね…。全体的にふあ〜っと面白い一般の漫画より、「なんかつたないんだけどこの一コマが爆モエでござるよキテレツゥーーーー!」っていうBL漫画のほうが、私にとって価値があるような気がします。これって、気のせいなのかな‥。だから(かわからないけど)、BLを人におすすめするのは難しいですね。少なくとも私、BLのお気に入りについては説明不能なものが多いです。特にモエの対象に共感できなくとも、筆者が何らかのパッションに突き動かされて作品を描いている場合、フツーに面白く読めたりします。「そのパッションが、イイネっ!」って感じで。
最近読んだ本。
みづいろとぴんく、それからだいだい。 (ショコラコミックス)
- 作者: 小椋ムク
- 出版社/メーカー: 心交社
- 発売日: 2010/06/30
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- 作者: 麻々原絵里依,遠野春日
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- 作者: 明治カナ子
- 出版社/メーカー: 竹書房
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美しく燃える森 ( シャレードコミックス ) (CHARADE BOOKS COMICS)
- 作者: 依田沙江美
- 出版社/メーカー: 二見書房
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