『恋は愚かというけれど』/久我有加

恋は愚かというけれど (ディアプラス文庫)

恋は愚かというけれど (ディアプラス文庫)

久しぶりにちゃんと小説読んだ。ノンケ×ゲイのほのぼのキャンパス☆ラブ。よくあるすれ違い勘違いの連続で、正直新しいネタはいっこもないんじゃないかってくらいの使いまわされたシーンの連続だった気がするんだけど、テンポのよい会話と主役二人の人柄のよさで気持ちよく読み進められます。あと、攻が受に対して「さん付け」呼びなのがポイント高い。微妙に年下攻感があるのもナイセスト。そして、攻が無愛想でムッツリスケベふうみなのが最高にツボだった。冷静な顔の下でヤることしか考えてない攻とか、いいと思います。なんか下品ですみません。でもそういうのいいですよね…。

表紙を見て「あ、この攻いいかんじ」と思ったわたしのカンにはずれはなかった。最近、攻レーダー好調なんですよね(嬉)。えへへへへへへへへ。

久我先生、コンスタントに新刊が出るなぁ。筆がはやそう。先生のファンの方がうらやまです。