『スローリズム』/杉原理生

スローリズム (幻冬舎ルチル文庫)

スローリズム (幻冬舎ルチル文庫)

職場近くの書店3軒にも横浜の有隣堂にも渋谷のまんだらけにもメイトにも、地元の本屋にも、某やおい書店(正式名称:あおい書店)にも八重洲ブックセンターにもなく、最後に横浜のメイトでやっとのことで見つけた1冊。

攻がいいです。攻が。攻がハァハァ。片想いしている間、ずーっとこの受たんにはぁはぁしながら気持ちを押し殺して生きてきたんだと思うと泣けます。両想いになってからもイマイチらぶらぶハジけることもできず、かろうじて濡れ場でのみ本領発揮できている感のある攻が泣ける。この受はねぇ、きっと恋愛体質じゃないんですよ!!たぶん受は攻のことすごい好きだし、大事に思ってるんだろうけど、そう簡単にらぶらぶ気持ちが切り替わらないのよ、きっと!!だから攻は悪くないと思う。

スローに愛を育てていってください。
ちょっと気になったんだけど、前編で告白した後の「愛してる」は要らなかったと思うの。まだそういうことお互い口にする時期じゃなくない?(よほど私はこの台詞に苦手意識があるようです)