『純情』1、2巻/富士山ひょうた
- 作者: 富士山ひょうた
- 出版社/メーカー: フロンティアワークス
- 発売日: 2007/01/22
- メディア: コミック
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- 作者: 富士山ひょうた
- 出版社/メーカー: フロンティアワークス
- 発売日: 2007/12/22
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終始、登場人物たちが恋愛を通して浮き立ったり沈んだりを繰り返している漫画で、はっきりいってこんな内容、男女モノだったら絶対手に取らないと思う。そもそも私は恋愛が中心になっている小説や漫画の類が超ニガテなんだけど、どうしてボーイズラブだと自らお金を出してまで読みたいと思い、あまつさえ萌えたりできるんだろう????????
自分で自分が不思議です。
富士山ひょうた先生の描く受たんは不思議。攻は適度にカッコよくBL的な華もあると思うのですが、なんとなく受が地味な気がすんのよ。本作のフリーライターの戸崎くんも、作中では可愛い容姿ということになっているんだけど、いまいちそんな感じがしない。攻と比べても、そこまで顔の造作が変わらないんですよね。もうちょいと受たんに分かりやすいキラキラBLオーラがあるとブレイクするかも新米、と思った。
しかしながら、私としてはこの受たんの地味な感じが妙にツボにはまってしまった。あまりにもボーイズラブ的なキラキラオーラを放ちまくる作品は痒くて読めないことがあるので(志水ゆき先生とか、マジで紙一重)、こういう普通にいそうな男性が普通に平日がんばって仕事して普通に週末恋人とセックスして普通にふたりでケンカして…ってな具合に、あくまでも「普通に」いちゃいちゃ仲良くしてくれると、なんだかものすごく嬉しくてニヤニヤニヤニヤ萌えてしまう。悪いことした後にちゃんと謝罪する攻がよかった…。あと、メールだと敬語になる受も。普通な感じで。
なんでかわかんないけど、「ヒューヒュー!おまえら付き合っちゃえばいいジャン!」みたいな、中学生男子のようなチャチャを入れたくなってしまうのであった。
自分で自分が不思議です。