痛恨のミス

NO!タ●ーズに購入したばかりのホモ小説二冊を忘れて来てしまった。参った。置き去りにされたシャレ●ド文庫。哀れ過ぎる。想像しただけで涙を誘う。全国200万やおいっ娘の皆さんなら取りに行くのだろうか?絶対、店員さんは、中身を確認しているだろう…。恐怖の身体検査ですよ。
シャ「恥ずかしいから…そんなに見ないで…」
店員「もっと奥まで、自分で開いて見せろ」
みたいな。今この瞬間にも、こんな残酷な身体検査が行われているに相違ない。シャレー●が恥辱にふるえているかと思うと、まじでいてもたってもいられなくなってくる。


ここは恥をしのんで取りに…いや、助けに行くしかないと思う。というのも、私が助けに行かなかったら、しばらくそのシャレ●ド文庫はタ●ーズ事務所内に保管されるわけだ。保管期限を過ぎたら店員同士で「ねーこのホモ小説の忘れ物取りに来ないよねw」「つーか普通恥ずかしくてこられないっしょwww」「ねーアンタ最近ホモ興味あるとか言ってなかったwww?」「つーか実際こーいうのってどんななわけwwww?」「ここにあるんだから見てみればいいジャンwwwwwww」


――そしてシャレー●文庫はタリ●ズ店員たちによって輪姦し読みされ、貧られ、抵抗も虚しくその甘露の一滴までも余さず吸い付くされてしまったのであった。
……みたいな残酷な饗宴の筋書きが浮かぶ。ピアスノベルズでなかっただけよしとしようか。ルビー文庫でも意外と恥ずかしい。いや、一番恥ずかしいのはラピスモアかプラチナか。ラピスモアのほうが、ワンコインで買えるという手軽さがびんぼっちくてハズイかもしれぬ。
とにかく、私は、恥ずかしいからこそ、明日、絶対にシャレー●文庫をサルベージしてこようと思う。