『別嬪レイディ』/鹿住槇

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別嬪とつくだけでもスゴイのに、レイディときたか…。登場人物たちの台詞にも「僕だけの別嬪さん…」とか「オレ、レイディになりきれない…」とか、タイトルワードがさりげなく(って全然さりげなくないけど)織り込まれているのも鹿住テンテーらしいポイント。

面白かったのはあとがき。イラストの大和名瀬さんについて、「以前、大和さんの同人誌を通販で購入させていただいたことがあります」と書いているのですが、これがマジメに書いてあるのが非常におかしくてですね、電車の中で読んでいたのですが、ちょっと笑いそうになってしまいました。「作家でありながら」「同人誌を」「通販で」購読しているところが、非常に親近感を覚えるといいますか。


私の年齢的には、ちょっと学園ものが厳しくなってきた。攻の先生側に共感しようにも、盛大な公私混同をやらかそうとするし!BLだから、それでいいんだけど。