雑誌『麗人』2007年1月号

麗人 2007年 01月号 [雑誌]

稲荷家房之介と西田東の新作読みたさに購入。
▼稲荷家房之介
やらしくてびっくりした。ザッツ・BL・エロティシズム。なんでこの人の漫画ってこんなにいやらしいんでしょうね？　つーかこの攻、超かっこいいんですけど。5月号に番外編が載るらしいんですけど…。要チェキにも程がある。まぁ、CPの特徴的にも、ストーリー的にも、『百日の薔薇』とそう変化はないかなーという感じではあるのですがが、私は満足しました。
▼西田東
よかった。この人、展開のあるお話もいいけど、麗人で描く読みきりが一番作風に合っているような気がする。受がかっこよかった。
▼鹿乃しうこ
この方は、私としてはどう対処してよいものかよくわからない作家。好きな人は、ストーリーの面白さと萌えと、どちらを求めて読んでいるんだろう？　この人はワンコ系のがむしゃら攻が好きだと思うんだけど、私はそーいう攻にはあんまり用がないんです。どうしてこんなにガテンな雰囲気なんだろう。料理を美味がる受がちょっと面白かったけど…。自分の遅刻を部下の攻のせいにする受の器が小さすぎる。大体、部下の遅刻は上司の責任だし。
▼深井結己
このゲイビデオ連載は一体どういうきっかけではじまったんだろうか。テンション高くて嫌いじゃないですけど。
▼猫田リコ
一見受子ちゃんな男の子が実は攻だったところがよかった。キスシーンに勢いがあっていい感じ。ページ数の少なさをものともしない充実ぶり。新刊買っちゃおうかなー。

表紙のイラストも、初期に比べてかなりタッチが変わってきましたね。麗人を買うたびに思うんだけど、笠井あゆみさんってこんなに緻密なイラストを描くのに、字体がめちゃくちゃトボけててかっわいいですよねぇ…。こんないいい加減な自画像を描く人は、山岸凉子かこの人かくらいですよ。と思ったけどBL漫画家って結構いー加減な自画像描く人多いですよね。それが、この業界の好きなトコ。