『百日の薔薇』/稲荷家房之介
- 作者: 稲荷家房之介
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2005/09/12
- メディア: コミック
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私がこの漫画で一番すてきだと思ったのは、濡れ場で攻が何かしかけようとするたび、受がはっとショックを受けたような表情をするところ。こ・れ・が!なんかいいのです。今さら、いちいち、そんなショックを受けてしまうんだ、っていうのが切ないようなもどかしいような、こう……なんつーんですかね、この気持ち。これが萌えってやつですかァ?
ただ、稲荷家さんの同人の現ジャンルが透けて見えてしまったので、その点で泣く泣く★1コマイナス(でもおかしいなァ、稲荷家さんはこのCPではないはずなのだが…)。濡れ場とキャラは★5つ、ストーリーは★3つです。この攻、超かっこいい。主従関係だけど、これは年下攻じゃないんだね。このお話はまだ続くんですよね? 微妙に伏線が処理されていない箇所があったかと思うのですけど、それが気になっています。あと、稲荷家さんがこの漫画作品と同タイトルの同人誌を発行したことがある、という事実が大変気になっています。
余談ですが、このかたのサイトにある某怪盗漫画パロのイラストが素晴らしいのです。攻がね、超かっこいいんですよー。多分、稲荷家さんは受好きだと思うんだけど、受好きであるが故にあんなに攻をかっこいく描けるのかもしれない。「かっこよくない男にあの子は渡さないんだから!」的な。受好きの人と交流すると、そういう思想を感じることがある。