まんがの密林

昨日某所の「まんがの●」でバイト時代の先輩に偶然でっくわしてしまいました。いまはテ●スにはまっておられるそうなのですが、ミュージカルの流行以来、テ●スジャンルも新たな広がりを見せていますね(キャスト単体萌え、その発展系など)。下火だ下火だとは言われていますが、なんだかんだ●ャンプ系には王道感、メジャー感があって強いよなぁ。

話題のAERAの記事で気になっていることがあるんですけれど、

秋葉原の「メイド」に匹敵する萌えアイテムとして「執事」を見つけだしたアンテナも東池袋系女子ならでは。人気漫画家よしながふみさんの『執事の分際』などの女性向け漫画には「執事」が脇役として活躍し、東池袋系女子には「執事萌え」が存在する。

deb::文化系女子VS.東池袋オタク女子

私の知らないところで「執事ジャンル」というものが存在するのでしょうか? これって単なる「下克上」の一種として「執事」を採用したに過ぎないと思うのですが……。例に挙げられているよしなが先生は、昔所属しておられた同人のジャンルなどから察するに、確かに執事に対する思い入れがあるのかも知れませんが、今のオタク界で「萌えのいちジャンル」として取り沙汰されるほど「執事」そのものに人気があるとは思えません。私のような東池袋系女子*1からすると、ここで下克上なるキーワードが導き出せないようなら、本質が分かっていないのではないかと考えざるを得ません。

そもそも私は執事喫茶の喜びがイマイチ理解できないのですが、これは「執事に傅かれる喜び」を味わうところなんですか? 興味がないことはないんですけど、K-BOOKSのチラシを見るに、料金が高いので多分行けないと思う。予約制らしいし……。それなら同人誌でもホモ本でも、1冊でも多く買いたいのがおたくってモンだろ。うーん。この喫茶店のシステムって腐女子、非腐女子関係なく楽しめる場所なのでしょうかね。私は男性同士の恋愛、というか関係性に興味があるおたくなので、自分に傅かれても嬉しくないのです。むしろ、女のためのおたくな現場に男性が存在していると、申し訳なくなって、穴でも掘って埋まりたくなってしまいます。ボーイズラブのドラマCDを聴いていて濡れ場にさしかかると超いたたまれない気持ちになるように……。ほ、ほんと男性には申し訳ない……。

執事ねぇ……。執事。人気あるのかなぁ。何だか全くピンと来ないのですが。
同人だと、パラレル設定ではよくありますよね。これがAERAでいう「執事萌え」なのでしょうか。何か違う気がするのですが。そういえばこの間「お嬢と下男」というタイトルの同人誌が部屋から出てきたっけ……。
あ! まだ榎田さんの『執事の特権』読んでないや。早く読まねば。

*1:そもそもこの呼び名がびみょう。あんまり自分のことだと思いたくないけど、確かに先週の土曜日わたしは東池袋で宝の山をあさっていたから、こう認めざるを得ない