『部長と竹田くん』/櫻井しゅしゅしゅ

部長と竹田くん (スーパービーボーイコミックス)

部長と竹田くん (スーパービーボーイコミックス)

受攻問わず自分会議*1の激しいキャラクターがものすごくツボだ。多分私自身が自分会議の激しい人間だからだろう。これぞ同族嫌悪ならぬ同族ラブ。なのでこの漫画の部長(受)のキャラは結構ツボなのですが、個人的な好みとしては新井理恵の漫画ばりにもっと冗長なモノローグであってもよかった。もっと喋って欲しい。紙面が文字で黒くなるくらい自分会議をしてほしい。文字がもう3倍詰まっていたら、星の数も一つ増えていたことだろう。しゅしゅしゅ先生は4コマ漫画がうまそうな気がするんだよなあ。BL界の『ペケ』でも目指してみたらいかがかしら?
それにしてもラストのシリアスな漫画はなんだったんだろう?しゅしゅしゅ先生のシリアスを読むと、妙な虚無感に襲われる。やりきれないとかイタイとかでなく、虚ろな気分。画面が白いせいだろうか?
なんかこの漫画の感想、あまり長く書けないな。それなりに面白かったんだけど。

*1:心の中で開催される盛大な独り言。