あいつはあいつは可愛い 年下の攻

今日感想をあげた2作品は、ともに★5つです…。こんな日はもう二度と訪れないでしょう。

「少女漫画に自分を預けきれなかった乙女たちの最後の楽園」

ポールさん、上手いこと言いますね。私はいままでやおいボーイズラブ漫画の類を「究極の少女漫画」という言い方で表現してきたのだけれど、確かに少女漫画の範疇からは明らかにはみ出してるよなァ。一方、妙なところで重なってしまっているのは最近の少コミのエロ系路線だと思うんだけど、この現状は何とかならないものか。まぁ私は最近の少女漫画は滅多に読まないので別に少コミ系がどうなろうと構わないのだけれど、たまに立ち読みをすると唖然とする。だってボーイズラブみたいに男女が発情しているのですもの!!
別に必然性があって発情するのは構わないんだけど、読んでいても一向にそんなようなものが感じられないので違和感がある。ボーイズラブの漫画家さんって、エロに対して妙にこだわりがあったりするけれど、少女漫画系にはそれが感じられないというか……。逆にボーイズラブ系の方が男性同士な分、描写がきつかったり、簡単に壊れないと思って受に対してものすごい扱いをしていたり、愛のない表現がされていいることも多いけれど。まぁどっちもどっちってことなのだろうか。ボーイズラブ漫画家が出稼ぎに普通の少女漫画を描くとなると、大抵エッチ系路線だしなぁ。やっぱり裸やカラみを描き慣れているから、安心して任せられるんだろうか。女の子を描くのがうまいボーイズラブ漫画家って好感度高いですよね。



そうだ、最初は年下攻の話をしようとしていたんだ。年下攻の性質だけれど、確かにそれって「=攻のパターン」な気もしなくもない。私は年下攻の王道は「甘えじょうず」だと思うんだけど、それって年上攻の場合あまりないタイプの攻のパターンですよね。たとえば年下の攻が「先輩先輩♪(ハァハァ)」とジャレついているのはよく見るけれど、年上の攻が受に向かって「○○〜〜〜」と甘えているのは余り見ないような……いま「にゃにゃみ〜(by.しょうちゃん)」が浮かんだけれど、あれって同い年だよなァ……。


どうして攻のパターンって少ないんだろう?
やおいっ娘って悪いことは何でも攻のせいにする傾向がなくもないと思うんだけど、そのせいかな?