『地球がとっても青いから』/松前侑里

地球がとっても青いから (ディアプラス文庫)

地球がとっても青いから (ディアプラス文庫)

リリカルじゃった〜〜〜〜。たぶん作者の松前てんてーはちょっと天然な方なのだと思う。あとがきではナチュラルに話題がぽんぽん飛ぶし、書き下ろしの攻の行動は変だったし。リリカルは嫌いじゃないんだけど、不思議ちゃんなリリカルは苦手なのよ〜〜。24年組の少女漫画は好きだけど、大島弓子は苦手なのよ〜〜〜〜。なので星は少なめなのです。作品の評価というより個人的な得意不得意の問題です。すみません……。ほのぼのはしたんですけど。
挿絵はあとり硅子さん。綿菓子のように甘く柔らかいタッチの絵が作品にとても合っていました。2004年に亡くなられたんですよね。34歳なんて若すぎる……。ご冥福をお祈りします。
ところで、ジョーさんこの本買ってなかったっけ?私は図書館にあったんで読んでみました。今の図書館ってすごいですね。普通の文庫コーナーに前田栄の『JAZZ』があったのを見た時には、そのまま持ち去ってしまいたい衝動に駆られました。あんなところにあんなもの置いちゃ駄目っすよ。