『恋する暴君』1・2巻/高永ひなこ
- 作者: 高永ひなこ
- 出版社/メーカー: 海王社
- 発売日: 2005/02/10
- メディア: コミック
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- 作者: 高永ひなこ
- 出版社/メーカー: 海王社
- 発売日: 2005/11/10
- メディア: コミック
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高永ひなこ先生ってこういう作風なんですね〜。予想と違ってびっくりした。いや、先生のカラーイラストって、なんかこう「ボーイズラブ〜〜☆☆☆♪」って感じで、非常に甘〜い雰囲気があるじゃないですか。糖度120%って感じじゃないですか。だから、こーいう男らしい受たんがお好きで、しかもこーいうテンションの高いノリの漫画を描かれるとは夢にも思わなかったとですよ。
でも、この作品のカップリングは非常に組み合わせとして正しいと思う。年下攻だし。このロン毛受はありだと思う。だってパッと見、どー見ても攻の森永くんの方がかわゆいもん(笑)。攻の方が目が大きく描いてあるって珍しいと思う。男らしい受はいいですね〜。口の悪い受、好き。理系の受も好き。作品のテンポもよくてなかなか。濡れ場も濃くてなかなか。そのときの攻たんの豹変ぶりもなかなか。
でも星は三つ。たぶん、このテンションの高いノリがちょっとガンガンちっくだからだと思う。鋼の錬金術師じゃないですが、私はこういうテンションの高い突っ込みの激しいノリに置いていかれてしまうタイプなのです。それがなければ文句なく星4つなのですが、いかんせんテンションが高すぎる!
でもこの受の暴君ぶりはこのテンションの高さに支えられているのであって、元気のない巽先輩なんて私は見たくないし、これはこれでいーのかもしれない。
関係ないけど、なんとなく同人出身の漫画家さんって「濡れ場になると急に湿度が増す」イメージがあるのですが(例:高永先生、門地先生、河合英妃先生)このお三方に共通するのは、濡れ場の激しいトーンワークでしょうか? さりげなくエロマンガしてる擬音の数々でしょうか? 別に同人は関係ないか〜。最近ボーイズラブ漫画の擬音に注目してるんだけど、これがなかなか面白い。いや、最近っつーか昨日読んだ美輝妖先生の「ぱか……(※攻が受の足を開く音)」という斬新過ぎる擬音を見て、ショーゲキを受けてからなんだけど。
う、うおおおおう。今気づいたんだけど、これカバーはずした表紙すげーすげーすげー! カラーのイラスト入ってるー! なんかこれだけで非常に得した気分。ガッシュには興味なかったけど、なかなかやるかも。