『あなたの下僕になりたい』/美輝妖

あなたの下僕になりたい (花音コミックス)

どーして書影が出ないの？！　ねぇ、岩城さん！！　書影が出なきゃ、美輝先生の作品の一番のポイント、「絵」のインパクトが伝えられないじゃん！！

いやーここはアマゾンばりに帯付の書影を出してほしいモノです。＞ミスタはまぞう　なんか思ったよりずっとふつうに楽しめてしまったんですが？！　やばいですか、わたし。確かにはじめは戸惑いましたが、5ページくらいで目が慣れてしまいました。慣れてしまってからは何だか美輝妖先生の描かれる受たんが可憐に見えてきてしまうのがスゴイ！　やおいってスゴイ！！　こんな懐の深いジャンル、そうはない！！　
ていうか自分の順応性がコワイ。
でもちょっとどーかと思うところも多々あった。たとえば、攻が受の足を開くときの擬音が「ぱか……」なのには抵抗があったし（from「暴君と帝王」）、受の喘ぎが「ダッメだあああ」「そんなトコ舐めん……なああ」「バッカもんんん」（from「あなたの下僕になりたい」）「奥にいい」（from「獲物は渡さない！」）などなど、語尾をのばしがちなのにも抵抗あったし……。一番気になったのは「獲物は渡さない！」のトビラだけど。さりげなくハードで困る。濡れ場に突入したときはいつハードな展開に豹変するかと、気が気じゃなかった。こ、こわい。
でも全体的に面白かった♪　書き下ろしの4コマもうれしい。こーいう書き下ろし、うれしい。改めてボーイズラブというジャンルの底深さを思い知った。ミキヨウ先生ありがとう。