BLってなんだろう

ボーイズラブって、なんなんですかね…。全体的にふあ〜っと面白い一般の漫画より、「なんかつたないんだけどこの一コマが爆モエでござるよキテレツゥーーーー!」っていうBL漫画のほうが、私にとって価値があるような気がします。これって、気のせいなのかな‥。だから(かわからないけど)、BLを人におすすめするのは難しいですね。少なくとも私、BLのお気に入りについては説明不能なものが多いです。特にモエの対象に共感できなくとも、筆者が何らかのパッションに突き動かされて作品を描いている場合、フツーに面白く読めたりします。「そのパッションが、イイネっ!」って感じで。

最近読んだ本。

みづいろとぴんく、それからだいだい。 (ショコラコミックス)

みづいろとぴんく、それからだいだい。 (ショコラコミックス)

ショコラコミックス、あんまり買わないんですが、なんとなく可愛くて買った。「なんとなく可愛い」がたくさん詰まったほのぼのBL漫画でした。私は木曜日の話と鬼の話が好きかな。



茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 (花音コミックス)

茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 (花音コミックス)

このシリーズ、大好き!名前のない攻庭師が好きすぎる。麻々原先生バージョンは遠野先生の原作より、庭師のアイソがよい気がする。庭師、まじカッケーな。英国旅行編、背景描くの大変だっただろうなぁ‥。モエはディテールに宿る。一こま一こまスキなく描かれた漫画版茅島氏、永遠に続いてほしいシリーズです。花音にお手紙したい。



地獄行きバス (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

地獄行きバス (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

明治先生大好きなんです。とにかく、絵が好き。絵が好きなんです。可愛くてたまらない。表題作はダウナー系の話かと思いきや、明るいほのぼの漫画でびっくり。『熱伝導』に近いノリだと思う。熱伝導も大好きなんだ。攻のスケベな妄想がちょいちょいさしはさまれるのが面白い。エロコメディとして永遠に読み続けたい感じ。「夜の女王」は、少しだけ消化不良のような?特にラストシーン。



美しく燃える森 ( シャレードコミックス ) (CHARADE BOOKS COMICS)

美しく燃える森 ( シャレードコミックス ) (CHARADE BOOKS COMICS)

繊細だなあ‥。依田先生の作品の、密度の高さに感動します。ずっとずっと発行を待っていた一冊でした。読めて感無量。やはりこのシリーズは、いい!