『YEBISUセレブリティーズ』2、3巻/岩本薫

YEBISUセレブリティーズ 2 (新装版) (ビーボーイノベルズ)

YEBISUセレブリティーズ 3 (新装版) (ビーボーイノベルズ)

ciao！アルベルト・フランチェスコ・ディ・エンリケ（本名）です。僕とユキの愛の軌跡、読んでくれた？どのシーンをとっても僕のユキは美しくて可憐でそれでいて毅然として…色気の金太郎飴と呼んでも過言じゃないと思う。（ユキ「過言だと思います」）特にギャルソンとして働く彼の姿は格別魅力的で、僕はほかの男がユキに目をやるたび気が気じゃなくて、正直、最上シェフ（同僚）だけでなくスマイル（飼い犬）にも嫉妬しているし、いっそ君のその細腰を覆うタブリエになりたいと思ったことすらあるし、試食のたびに君が口に運ぶであろう【ロータスライス】にだっていけないジェラシーを感じている…ユキ、僕もう我慢できないよ…一週間ぶりだものね…さぁ、一緒にお風呂に入ろう、マッサージをしてあげる…。
（恥らうユキにシャワーを浴びせかけるアルベルト）

ユキ「…ハァッ」
（羞恥と期待と欲情が綯交ぜになった悩ましい吐息）

まあ、こんな感じのカップリングです。
包容力満載のイタリア男のセレブ攻（ただし育ちが良いわけではなく、実力でのし上がった叩き上げ系…だけど叩き上げ特有の泥臭さは岩本先生の筆致からは一切漂ってこないので、もう普通のセレ部としてとらえてください）×影のある美人ギャルソン受の物語です。
この小説のドラマCDが大変よくってよくってですね、私の脳内では主役のお二人の声ですべて再生されてしまうため、小説では目がすべるような何気ないせりふの一つ一つにもしっかりはっきり勇敢に萌えさせていただきました。声優さんって偉大ッ！！

■個人的萌えポイント1：受がキャルンキャルン美形ではない
受のユキたんは高身長で短髪で、比較的男らしい容貌なのです。不破先生のキャラクターデザイン、いいッ！きれいッ！

■個人的萌えポイント2：満更でもない受
わたし、「満更でもない受」がすごく好きなようで、結ばれてから、終始満更でもない様子の受たんに激しく萌えました。

■個人的萌えポイント3：気まずいふたり
あと、わたし、「気まずいふたり」に大変弱いようで、嫉妬にかられたアルベルトがユキたんの前で機嫌悪く振舞うシーンに、爪先から腐っていくんじゃないかと思うほど萌えました。首がもげるかと思ったッ！「気まずいふたり」はげ萌えッ！！！！

これからも無駄にエビリティコンプを目指します。ぜひ応援してください。