『どっちにしても俺のもの』/久我有加

どっちにしても俺のもの (ディアプラス文庫)

どっちにしても俺のもの (ディアプラス文庫)

関西弁やおいに抵抗がなければ楽しく読める感じ。無骨系男前関東人ד一見軽そうに見えるけど本当は真実の愛を探してる”ビッチ系関西人です。関西人×関東人がお好きな方はご注意を。

この関東人の攻は、ケガでスポーツ選手としての未来を絶たれて、地元でのアレコレがヤんなっちゃうんです。そこで思い切って関西の大学を受験して、出会った受たんに何かと構われているうちにデキあがってしまうんですけど…。最後のほう、関東人の攻が関西弁で攻めるシーンがあるんですけど…これが萎え。それまで苗字で呼び合っていたのに濡れ場でいきなり下の名前呼び捨てにされるくらい萎えました。なんでだろ。関西弁の攻めに思わずいつもより感じてしまう受たんにもクエスチョン!

といいながらもこの作家さんの安定感は買いたい。えらそうですみません。ちょっと崎谷はるひてんてーを彷彿とさせる受たんでした。「男の体なんて見たら萎えるだろ…」「そのままでいいから…」「何もしなくていいから」→攻ブチ切れ、ガツガツ攻める→「いつもよりいいッ‥!」みたいな。こんな崎谷ハルヒン的ゴールデンフローを彷彿とさせました。