『花にて候』/日の出ハイム

花にて候 ビーボーイコミックス

花にて候 ビーボーイコミックス

ああ、この萌えたぎる感情をなんと表現したらよいの…。人体発火しそうになるほど萌える。
特に『花にて候』『ランテルディ』の攻・受の造形が素晴らしく、どちらも億千万点をつけたくなるほど私の好みで(特に攻。攻が好きすぎる)、もうはっきり言って何がなんだかわからないマガジン状態である。取り乱してる。はっきり言って。

昨日久しぶりに読み返していて、もう100回くらい読んでいるはずなのに、いつ読んでも初めて出会ったときのような新鮮な萌えを提供してくれるなんてこの作品はほんとうに奇跡。日の出ハイム先生は奇跡。奇跡としか言いようがない。
この切なさと甘ずっぱさの絶妙のバランスと、時代設定の活かし方が見事で、もうただただ「自分史上最高に萌ゆる…」としか言いようがない。
しかも、時代もの特有の原始的な空気が、ふつうのやおいにない、どこか野性味のつよいエロスをかもしており、それもまたゆるぎない美点のひとつなのであった。特に印象深いのが『ランテルディ』において攻に目隠しをして受たんが口舌奉仕をするシーン。名前を呼ばれた受たんがぶわっと涙を滲ませる表情がとにかく素晴らしい。


さっきから素晴らしいしか言ってないですね。まぁいいじゃないですか。好きすぎて苦しい1冊。こういうのを「ツボ」というのじゃろう。だから、合わない人には無理に勧めません。でも興味を持った方には、是非いちど読んでいただき、萌えの元気玉(特大のヤツ)を放っていただきたいです。