『デキる男の育て方』1・2巻/大和名瀬

デキる男の育て方 (キャラコミックス)

デキる男の育て方 2 (キャラコミックス)

この間も書きましたが、いままでどーーーーしても某鬼kyun・にゃむばらむ先生の挿絵のイメージが強すぎて、大和先生は敬遠してました…*1。し・か・し。この漫画は本当に素晴らしかったです。あまり文句のつけどころがありませぬ。作画の美しさ、キャラクターの立ちっぷり、ギャグとシリアスのバランス、どれをとっても素晴らしい安定感でごじゃります。
私としては、美貌の店長・山咲さんがかなり気に入っています。この人、ボーイズラブの登場人物と思えなくくらいまっとうな人間なんですよ！！（私はいったいボーイズラブの登場人物をなんだと思っているのか）特に私が好きなのは、攻が山咲さんにまちなかで土下座するところ。後から攻のケータイに「恥ずかしいですか？」と電話してくるところが素晴らしいと思います。超シーオーオーエル。こんなクールな登場人物、ボーイズラブのキャラと思えない！！（また言ってる）　と言いつつ攻スキーの私は畠山さんが一番お気に入りなので、このカップリング（だよね！？）のお話も読んでみたいです。

主役キャラのようなカップリングにはさほど積極的に惹かれはしないのですが（受がきゃる〜んとしてて、ちょっとショタっぽいので）、漫画としての完成度が高いので非常に楽しく読めました。受も天然で抜け作先生ですが、こんなにあほあほな攻も珍しいと思います。この二人にはこれからもずっとこのテンションで楽しく暮らしていってほしいなと思います。キュウリを育てながら。

*1:管理人の勘違いでした！大和先生は南原先生の挿絵をご担当されたことはないようです。大変失礼をいたしました。