受にも攻にもしたくない人々

やおいを読んでいるとき、はたまた普通の小説や漫画を読んでいるとき、日常生活で他人と接しているとき。さまざまな場面で「あ、この人って、ちょっと受だな」とか「意外に攻なんだね」とか勝手に受攻判定してしまうことってありますよね…。場合によっては、「なにこの攻めん気溢れる野鳥」とか「我が家のテープカッターは受けぶり全開」とか…。でも、なかには自分のアンテナにつゆほどのひっかからない、どーしようもないタイプっているじゃないですか。受にも攻にもしたくないタイプっていうか。そういう人のことをわたしは「毒にも薬にもならない人」と呼んでいるのですが、この場合やっぱり毒=攻で、薬=受のつもりで使っているのかな、わたし。どっちでもいいけど、もう少し端的に言い表せられないものかと、自分の表現力の欠如を恨みます。

ジブン的にいうと、この「毒にも薬にもしたくない人々」が大勢登場するBL小説&漫画ほど、どーしようもないものはありませぬ。