『あしたのきみはここにいない』/崎谷はるひ

綺麗め高校教師×健気なカワイコちゃん受少年のもどかしいラブ。をストレートに描いた小説。この受、頑張るよなぁ、偉いよなぁ…と思って読み進めました。私ならこんな性格ひねくれたセンセーはあきらめて、別のやさしい人を好きになっちゃうかもしれません。でも、このコは先生が好きなんだよねぇ…。わりーこといわねーから、やめとけ。


と途中までは思ってたんですが、どっこい、先生もつらい体験をしてたんですね。そっか。なっとく。でも、ミーはトラウマ攻は苦手だな。攻は一点のくもりもなく攻めきってるほうがいい。なんかさ、トラウマがあるとみょうに受っぽくなっちゃうんですよね。この先生、案外受にまわったほうがいいんでない? ミオたんが攻めてしまえばいいのよ。

まぁそんなユーたちの未来に幸いあれって感じかな。てきとーですみません。小説自体はよかったです。未成年の自意識過剰な感じが渦巻いている風でもなく、ストレートに「恋愛」にテーマをしぼっているところに好感が持てました。
挿絵は隠して読みました。理由は…お察しください! 山本先生とはですね〜多分やおいに対する考え方が180度違うと思うんですよね。私が白だと思っているものが黒に見えて、黒だと思っているものが白に見えているんだと思う。なんのことかわからないかたは、先生の同人ジャンルをさぐってみてくださいな。私はこのジャンルにかけてはカップリング論争起こせるような気がします。二次元はリバもありなんですけど、三次元だとリバはダメダし、まして逆カプなんてぜったい許せないんですよね。