『花の学蘭ハニー』/日の出ハイム

花の学蘭ハニー (GUSH mania COMICS)

花の学蘭ハニー (GUSH mania COMICS)

日の出ハイムてんてーの描く受たんは可愛すぎる……。はぁはぁ。鼻血出そう、マジで。表題作の受たんの可愛らしさときたら、もうどうでしょう。たとえばですよ。攻との別れ際、いつもしてくれるのに今日はキスしてくんなくて「あれ?」って言ったあと、かーーっと恥ずかしくなって駆けて行っちゃうところとか……っっっ。何事ですか、この可愛さ…。この初々しさは乙女ですよね。乙女なんですよ。乙女受なんですよ。でも日の出ハイム先生の描く受は口調がとても自然にオトコノコしているので、性別受には成り下がらないのですよ…。

そう、この口調が、日の出先生の描かれる受キャラの特徴的なポイントなのです。

特に小説だと顕著な気がしますが、一般的に受の口調ってお上品じゃありません?いや、そうでない場合もありますけど、所謂やんちゃ受以外で「〜じゃねえよ」とか「〜だぜ」とか、そういう喋り方する受って少ないですよね。なんなんですかね、これは。日の出先生のバヤイ、結構美少年なかんジの受でも「〜スよ」とか「〜ねえよ」とか、そーいう話し方するんですよね。

そこがなんだか新鮮で、好感もっちゃいました。



あと、この単行本でお気に入りなのは「裏通りのカテドラル」という読みきりです。これも受が可愛い…。「来てくれたんだ…!」「待ってたよ!」……あうあうもう可愛すぎる〜〜〜!なんでこんな可愛いんじゃチクショウ!可愛すぎて涙のチョチョ切れた★4つ。