『ドアトゥドア』/高井戸あけみ

ドアトゥドア (花音コミックス)

ドアトゥドア (花音コミックス)

友だちに勧められて読んだ一冊。
画面が白すぎて、誰が誰やら把握するのにえらく疲れてしまった。
その昔、大友克洋を評したコメントで、「かれの作品は雑誌の中で白く抜け落ちている、しかし、その『白』はこの上なく充実した『白』なのだ」というようなものがあったような気がするんだけど(かなりうろ覚え)、反対に充実していない『白』というのは、この高井戸さんのようなタッチのことだと思った。攻の名前に緊張感がなさ過ぎるのも★マイナスポイント。固有名詞のネーミングセンスって、結構大事だと思うのですよ。


ルームメイト同士のLOVEというのは、少女漫画的で嫌いではないのだが…。受も攻も、正しいキャラクターだと思うんだけど…。どうにも私とは合わなかった模様。というわけで★2つ。