『きみのとなりで眠りたい』/角田緑

きみのとなりで眠りたい (Charade books―Comics)

角田先生すばらしい！シャレードコミックスを買ったのは依田先生以外では初めてかも知れない。でも角田先生も絶妙にシャレードが似合うなぁ。
それにしてもすてきなホモ漫画でした。わたし、こーいう話が好きなのね。読みきり連作という形式が一番好きかも知れぬ。ボーイズラブに求めているものがすべて満たされる。長編で読ませる作品はそれなりにストーリーにも起伏を求めたいし、そーなってくるとラブ以外にもなんらかの展開がほしいので、どーしても「漫画」として楽しめるかということに重点を置いてしまう。ラブ以外にも気が散るんですね。逆に、ただの一回限りの読みきりの場合は、ツボな漫画ほど「えーーーこのカップリングもっと掘り下げてくれYO！」なんて欲求不満がたまってしまう。むろん長編にも短編にも好きな作品はたくさんあるのだけど、単純にボーイズラブを楽しみたいときは、読みきり連作ものが一番のような気がします。唐突な展開をする作品が多いなかで、じょじょに関係が深まっていくボーイズラブってとても好感が持てるし。

なんかまぁそんなこんなで今日はこれを読んで幸せになりました。また受たんが勇気を出して自分の気持ちを告白してるし！黙ってたらきっとこのナイス攻がなんとかしてくれたのに！受たんはそれを受け入れるだけでよかったのに！！えらいよ受たん！！
ジョー太郎、受たんに感動。