『百日の薔薇』第2巻/稲荷家房之介

百日の薔薇 2 (アクアコミックス) (オークラコミックス)

百日の薔薇 2 (アクアコミックス) (オークラコミックス)

カラー口絵のイラストが、古きよき時代の少女漫画のかほりがしてちょっとお気に入り。
結局、この二人に和姦のチャンスは訪れないのでしょうか。それだけ気になりました。普通、ボーイズラブにおける受と攻のすれ違いって、お互いの言葉が足りなくて勃発することが多いと思うのですが、この二人の場合それ以前の問題で、絶対的にコミュニケーションが不足している気がします。もうちょっとこう、身体的コミュニケーション以外もきちんと持ったほうがいいように思えてなりません。そのあたりのもどかしさを楽しむのに、単行本2冊は少々ひっぱりすぎの感が。この二人に一日も早く和姦を迎えられる日が来ることを願ってやみません。多分、攻がもうちょっと頑張れば、受は意外に早く陥落すると思うんですよね。

攻に「脱げよ」と命令されて、この期に及んでまだ「ガーン」とショックを受けたような顔をする受が、ちょっといとおしいと思いました。


※追記
ドラマCD化するようですね〜。タキ(受):千葉進歩さん、クラウス(攻):井上和彦さん。ぎゃ〜ギ・イ〜(井上和彦といえば崎義一)。ちょっと聴いてみたい。受役は光's BAR希望でしたが、千葉さんの声ってどんなでしたっけ。まともに聴いたことないかも…。