『真昼の月』/いおかいつき
- 作者: いおかいつき,海老原由里
- 出版社/メーカー: 雄飛
- 発売日: 2004/12/21
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (4件) を見る
あと、受の台詞がけっこういい!この受、淡々としててナイス。フェミニストの受はかなりポイント高い。だけれど攻の関西弁がイマイチでノれなかった。もっとコテコテの方言にしていただけると嬉しい。新井英樹ばりの。脇役の女性が「〜かも知れまへん」とか言っているところがあったけれど、「知れまへん」なんて言うか? ちょっと疑問。この受と英田サキの『夜が蘇る』の攻がくっついたら萌えるなぁ、なんて思いながら読んでた(最低?)。英田サキはいつも受がイマイチなんだよね…。
『夜が蘇る』同様、またしても年下攻であると判明した瞬間に、俄然読書にやる気が湧いた。そんな単純な自分に嫌気がさしている今日この頃。後半、受が他の男たちとどうこう…というところで、「攻の鼻をあかしてやりたい」と、受と男たちの間で、ある種目的をひとつにしていたところが新鮮でよかった。イラストはちょっと白っぽすぎるような気がしますね。