『灼熱アバンチュール』2巻/有間しのぶ
- 作者: 有間しのぶ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2006/02/24
- メディア: コミック
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でもやっぱしジェットコースター的な感覚も同居するんですよね。それこそ有間先生が憑かれたようにこの作品を描き上げられたように、読者にもその渦に一緒に巻き取られるようなスピード感があるのです。キャラクターたちのトラウマはそれぞれかなり深刻なもので、こういうのは説得力ある設定を作るのが難しいと思うのですが、そのあたりの作り方が巧いなぁと感じました。たいていボーイズラブだとトラウマ系は家族問題に逃げる(逃がす?)きらいがあると思うんだけど、そうじゃなかったのにはとても好感を持ちました。
和高ちゃんの行方が気になる木。
とりあえず私が言いたいことはただひとつ。
有間先生っ!あとで気の迷いだったとかおっしゃってもわたくしは認めませんからねっ!!
164ページの陽の台詞を加工させていただきました。というわけで有間先生の次回作を超・超・超楽しみにしております。ルチル以外でも描いてください。確かに有間先生にはルチルが似合うが。物語自体はチョー好きなのだが、やっぱり人物の描き分けの一点に難アリなので、★は4つで!三人のうちの誰かひとりの髪をベタにしてくれたら全然違ったのに!!