お悩み相談室

ジョー太郎さん助けて下さい!!先日私は「『〜じゃん!』喋りのワンコ系年下攻は苦手」と書いたのですが、そしたらある人に「『春抱き』の香藤は『〜じゃん!』喋りだけど良い年下攻ではござらぬか?」と言われてしまいました。確かにその通りだと思います。じゃあ良い年下攻と良くない年下攻って一体何が違うのでしょうか?年下攻の魅力って何なのでしょうか?個人の好みと言われてしまえばそれまでなのですが、何かしらの法則があるように思えてなりません。このことで悩みすぎて昨日は8時間しか眠れませんでした。お願いします。ジョー太郎さんの考えを聞かせて下さい!!
(PN:ポールの一族/801歳)

なんとも興味深い話題をサンキューな。
そうだな。確かに「〜ジャン!」喋りのワンコ系がむしゃら年下攻はオレも苦手。はっきりイって興味ゼロどころかマイナスって感じだぜ。しかし春抱きの香藤は年下攻のポインツをすべて網羅した理想の男だとすら思えるから不思議としかいいようがない。同じ「〜ジャン!」喋りでも、いい年下攻、いくない年下攻にこんなに開きがあるなんてな。

オレが思うに、香藤の「〜ジャン!」喋りには「かわいらしさ」があるんじゃねーか?そしてその「かわいらしさ」は岩城さんの「男らしさ」、「かっこよさ」を引き出す種類のものなんじゃねーか?香藤にキャンキャンとまとわりつかれて「……ふぅ。しかたない(←でもまんざらでもなさそう)」な岩城さんときたら、なんだか「男」しちゃってて素敵じゃねーか?そんな甘え上手な香藤は、いざというときにはすっと岩城さんの前に出て真っ先に彼をかばう男だぜ。その堂々とした態度には普段の「新婚旅行だもぉーん♪」口調のワンコ攻の面影は一切ないよな。岩城さんは恐らく、ワンコな香藤もセルフィッシュ・ジーンな香藤も、どちらも変わらずに愛していると思う。どちらか片方だけでは、香藤という男は成立しないんだ。
「ポールの一族」クンが読んだ小説はオレぁ読んだことないからよくわかんねーけど、春抱きの香藤の魅力に関しては、だいたいこんな感じじゃないか?攻はかわいらしく、受はかっこよく。同時に攻は最高にかっこよく、受は最高にかわゆくなければならない。そのバランスがとれていれば、魅力的な年下攻が出来上がる気がするぜ。受・攻、ともにかっこいいモードのときとかわゆいモードのときのギャップが激しければ激しいほど魅力的になる気がするかな。


ここまで語っておいてなんだけど、恐らく「ポールの一族」クンがその年下攻クンを受け入れられなかったのは、単に学生(しかも相手は社会人)だったからじゃないか?学生の場合まだ社会的には無力だから、攻のかっこよさってアピールされにくいんだよな。特に受が社会人の場合はなおさらだ。年齢の設定はすべてのベースになる大切なものだから、よく検討してから小説を購入するようにするといいと思うぜ。


ちなみにオレ(ジョー太郎)の理想の年下攻は、
この間「ポールの一族」クンがかずみてんてーの感想に載せてたものにプラスして

・攻と受の身長があまり変わらない(むしろ受の方が1、2cm大きいと激萌え)
・攻と受の年齢差が2歳〜4歳(5歳ひらくと厳しいか)
・攻がロン毛で受が短髪(別に攻がロン毛でなくてもいいけど)
・攻が自由業、受がおカタい職業

って感じかな。ヨロシク!